会計士のTOEIC学習記録

公認会計士がTOEIC学習に日々取り組む記録です。

とある脳科学者の方によると

TOEICは脳のCPUの無駄なので不要、とのこと。


ビジネスには本来幅広い教養が必要なのでシェイクスピアやらAIについての知見を得るべき、とのことですが…

それは確かに日本で仕事をしていてもそうであったらより素晴らしいのは間違いない、と思います。


だけど、基本的な挨拶やら最低限のやり取りも出来ないのに、いきなり英米文学に突っ込むのは勇気いります。


日本で仕事するにしても、日本の歴史や古典に明るい方が役員なんかと話しするにも良いに越したことはないけども、それ以前に身に付けておくべきベーシックな部分がやっぱり優先なんじゃ、と思ってました。


…ちゃうのかなー。

学習状況 その2

Part1(写真を見て、正しい英語の説明文を選ぶ。4択)
Part2(問いかけを聞いて、正しい英語の応答文を選ぶ。3択)
は本当に楽しい。
クイズのノリで、仕事の気分転換にやっている。

会計士と英語 その1

自分はすぐに仕事に英語をバリバリ生かすつもりはまだないのですが、少しずつ会計士と英語の係わりについて、ご紹介したいと思います。ご興味のある方は、どうぞ。


第1回は、クライアントがグローバル展開されている場合です。


大手の監査法人に所属していると、クライアントが海外に営業所、支店や工場を持っていたりと、グローバル展開されているケースが少なくないです。その場合、会計基準も海外のものだったり、海外の支店や工場を海外の自分たちのメンバーファーム(同僚みたいなもの)がそれぞれ別途監査したりしています。


そうすると、当然決算書も英語なので、それを読み解く英語力がないと決算書のチェック自体も出来ないですし、海外の同僚とコミュニケーションがうまくとれなければ、監査やコンサルティングサービスの質も低下してしまいます。


ただ、会計上の英語は難しいようにも思えますが、意外とパターンが限定されているので、慣れてしまえば、そこまで厄介でもないようにも思います(日常会話やフランクなトークの方がよほど難しい・・)。自分は初めて海外出張に行った際は、文庫本サイズの会計用の英単語集を持っていき、それで決算書のチェック自体は何とかなりました。


会計監査の歴史は企業の成長と共にありますが、英語も例外ではないと感じます。